趣味2017年03月19日
#08) 明日は春分。シリウスも早い時間に南中するようになりましたね
今季は3月に入っても十歳代~二十歳代にインフルが少なからず発生していました。でも、さすがに春分を目前にして今度こそホントに減ってきました。マイコプラズマも少し下火になったように感じています。田舎医者もホッとしているところです。
いま頃の季節、シリウスが夕方6:30頃には南中するようになっていますね。シリウスは「冬の大三角」の下の頂点であり、キラキラまたたく一等星なので誰でもすぐ分かると思います。この星は「元日の00:00AMに南中する」とか言われますが、正確には12月30日の00:00AMに南中するようです。国立天文台の「きょうの星空」というシミュレーション・サイトを見るとシリウスの南中時刻の季節変動を追いかけることができます。
シリウスをはじめ恒星の南中時刻は1日で約4分ずつ早まっていくので、元日の午前0時頃だったシリウスの南中はいま6時間ほど早くなっているはずです。厳寒期の深夜、凍るように澄み切った東天に見つけていたシリウスが、今の季節では日暮れの直後に南天たかく瞬いているのを見上げて春の到来を感じる今日この頃です。
三雲クリニック
R7/10/8 旧暦八/十七 寒露(黄経195°) 昨夜は十六夜・満月でしたが、雲が多く、一昨夜のように甍を照らす眩さはありませんでした